そこには、深~い意味があったんだね

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いつも近所を散歩していて目に入るのが、
これ”細雪の石碑”。
そう谷崎潤一郎の細雪。



細雪は、みなさんもお読みになられたことがあると思いますが、
谷崎潤一郎は、ここ住吉川沿いの倚松庵(いしょうあん)に
住み細雪を執筆したそうです。

と、そこまでは小学校で習ってたので、
てっきり、それだけの理由で”細雪の石碑”があるものと
なが~いこと思っていました。

しかし、この石碑は昭和13年の阪神大水害の光景が
細雪に書かれていることから、
当時の惨状を忘れないために建てられたものでした。
ほんと、しらなかった~``r(^^;)ぽりぽり

そういえば、小さい時分におばあちゃんから
その大水害について話してもらったことがあったな。
”川があふれ、大きな山のような岩がいくつもいくつも
押し流されてきたって・・・。”

そんな、悲惨なことがあったのに、わたしのおばあちゃんを含め、
それを知っている人がだんだんと、少なくなり忘れ去られようとしている。
出来ることなら、1995年の阪神大震災だけでも、
多くの方に忘れられないよう努力したいね。

小説「細雪」の阪神大水害に関する記述
 芦屋川や高座川の上流の方で山崩れがあったらしく、阪急線路の
 北側の橋のところに、押し流されて来た家や土砂や岩石や樹木が
 後から後からと山のように積み重なってしまったので、
 流れが其処で堰き止められて川の両岸に氾濫したため
 堤防の下の道路は、濁流が渦を巻いていて場所に依っては
 一丈くらいの深さに達し、二階から救いを求めている家も沢山あると云ふ。

細雪石碑
 石碑に刻まれた「細雪」の文字は、谷崎自身の書であり、
 雪模様は、小磯良平のデザインです。
 所在地:神戸市東灘区住吉本町1丁目地先 甲南小学校北東角
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by kobezuki | 2006-04-23 10:57 | ふわふわ散歩